養護学級わいせつ 2審も無罪

 小学校の養護学級で、知的障害を持つ女子児童2人にわいせつ行為をしたとして、強制わいせつ罪に問われた千葉県八千代市の男性教諭(46)(休職中)の控訴審判決が15日、東京高裁であった。
 高橋省吾裁判長は「犯行日時や場所の証明が十分されていない」と述べ、無罪とした1審・千葉地裁判決を支持し、検察側の控訴を棄却した。
(中略)
 判決後、女児の母らが会見し、判決が被害を受けた日時に疑問を示したことについて、「日時の特定が苦手な知的障害の特性に配慮がない。特定できなければ無罪というなら、日常的に被害に遭っていた子どもは泣き寝入りです」と涙をにじませた。
 一方、男性教諭の弁護人は、「被害供述の不自然さを指摘した適正な判決。明らかな冤罪(えんざい)で、今後は自白偏重の安易な捜査がなされないように願う」とするコメントを出した。


(読売新聞) - 2月15日12時48分更新


男性教諭、2審も無罪…知的障害女児へのわいせつ事件

これは女児のお母さんがお気の毒だ。
棄却の理由が「犯行日時や場所の証明が不十分」――被害に遭った女の子の障害を裁判官の方々は勉強されたのだろうか。
様々な障害があり、その中には日時の特定が非常に不特定な症状もある。
こんなのが許されてしまったら、今後知的障害者に対しての犯罪が増えてしまうのでは……。


詳細を知らないので、あくまでもこの記事を読んだ限りでの感想、ですが。