本震の最大震度は7

 新潟県中越地震について気象庁は30日、同県川口町役場に設置された震度計が、23日の本震で震度7を観測していたことが分かったと発表した。電気と回線の復旧で震度計からのデータが30日午後に同庁に入電した。  これまで6強(小千谷市、小国町で観測)とされていた本震の最大震度は7で確定。阪神大震災(1995年)も最大震度7だったが、当時は震度計による震度計測は6までしかしておらず、被害状況調査によって震度を確定した。震度計による震度7の計測は観測史上初めて。  気象庁によると、川口町役場の震度計新潟県が設置したもので、本震の震源から南約2キロと最も近い観測点。  気象庁は、震度計が計測した揺れの強さを示す数値を基に震度階級を決め、数値が6・5以上が震度7、6・0−6・4が震度6強、5・5−5・9が震度6弱としているが、23日午後5時56分の本震では川口町役場の震度計の数値は6・5だったという。

マジですか……。