誤解も多い 水虫のホント

Q 必ずかゆくなるの?
A 実は「かゆくない水虫」の方が多い。白癬菌は、皮膚の角質(皮膚の表面を覆う死んだ細胞の層)にあるケラチンというたんぱく質を栄養にして増殖する。帝京大渡辺晋一教授(皮膚科)は「菌が角質の中でとどまればかゆくならない。私が診察する患者でも、3人に2人はかゆくない水虫だ。『水虫=かゆい』は誤解だ」と話す。


水虫:正しい知識を 症状消えても1カ月は薬−医療:MSN毎日インタラクティブ

去年だったか一昨年だったか、夫の足の爪に白いスジがあるのが気になったので皮膚科を受診させました。
本人は「痒くないから水虫じゃない」と言い張りましたが、バッチリ水虫でした。

Q 女性の水虫が多いって本当?
A 製薬会社「第一三共ヘルスケア」によると、医療機関での水虫薬の処方状況は、男性48%、女性52%と、ほぼ同数だった。
 また20〜50歳代の女性約1万人を対象に実施した昨年秋の調査では、35%が「現在も含め水虫にかかった経験がある」と答えた。同社マーケティング部の松原善・ブランドマネジャーは「こんなに多くの女性が水虫経験者と分かり、驚いた」と話す。

実は私も水虫経験者。
帰省したときに水虫持ちの父のスリッパを履いてしまいました…orz...
最初の受診のとき、私の前のおばあちゃんも私の後の女子高生も水虫で驚きました。
水虫は男性だけの病気ではありません。

「水虫を治せる薬ができればノーベル賞」とも言われてきたが、完治させる薬は何種類も開発されている。いずれも、白癬菌細胞壁の合成を阻害する作用を持ち、03年からは一般の薬局でも市販されるようになった。にもかかわらず、水虫と長く付き合う人が多いことについて、渡辺さんも、西川さんも「治りにくいのではなく、きちんと治療していないから」と言い切る。
 いったん症状が治まると、薬をやめてしまう人が多いが、白癬菌は、症状がなくなっても角質内で一部が生き延びる。隠れた白癬菌を全滅させるには、症状が消えてからも1カ月は薬を続けることが必要だ。

一昨年とその前の年かな、2年連続で治療しました。
一度の治療に少なくとも半年は掛かりました。
適切な薬を使わないと完治しないし、もちろん適切な治療を受けないと完治しない。
市販薬で完治させられるものなのかなぁ、と常々疑問に感じています。