お昼寝宮お散歩宮
初めて谷山さんを知ったのは声ではなくて文章でした。
コバルト文庫の『ボクハ・キミガ・スキ』だったかな。
だから最初の印象としては「作家さんが歌も歌ってるのね」というものでしたが、もしかして逆?
それともどちらも本業なのかな?
何しろこのアルバムがストーリー仕立て。というかストーリー。
セリフと歌で進んでいく不思議なアルバムです。
歌声も音楽もすごく心地良いんだわ。
特に『そっくり人形展覧会』が好き。
不思議なテンポと曲調、そして意外にブラックな詞。
ほんものはひとつだけ チャンスはたった一度だけ まちがえて選んでも つれて帰らなきゃ まちがえたその人が 死ぬまできみのもの まちがえたその人が 死ぬまできみのもの そっくりだけどちがう ちがうけど平気 なぜなぜ平気なの? そっくりだから
綺麗な声とユーモラスなテンポなのに怖いよ!(笑)
↓曲名リスト
お昼寝宮お散歩宮
谷山浩子
曲名リスト
1. お昼寝宮
2. 第2の夢・骨の駅
3. 第5の夢・そっくり人形展覧会
4. 猫のみた夢
5. 夢の逆流
6. お昼寝宮・お散歩宮
7. 手品師の夜
8. ただ風のために
9. 天の貝殻
10. かくしんぼ
11. 鬼こごめ
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