ヤフオクに詐欺などの不正利用を検知するシステムを導入

 ヤフーは犯罪捜査などに使われるデータマイニング技術を応用し、ネットオークションの「不正利用検知モデル」を構築中だ。1億円をかけたシステムで、「Yahoo!オークション」の不正利用対策として、2005年12月を目途に導入する。
ヤフオクに詐欺などの不正利用を検知するシステムを導入〜1億円をかけ12月から

だそうですよ。

 たとえばいままで一度も出品したことがなかったり、低額の商品ばかり落札している人、あるいは「良い評価」を継続して得ているユーザがいたとしよう。なのに突然、その人がノートパソコンを一気に30台出品したとする。
 この行動はいつもの利用パターンとかなり落差がある。とすれば第三者によるID乗っ取り行為の可能性もある。または評価を高めるために偽装工作を続けたあと、不正行為をしている確率が高い。こうしたデータをもとに、状況に応じてID利用停止などの措置を取る。

間違えちゃったらどうするの?

 説明会に同席した同社法務部長、別所直哉氏は、「もし万一、まちがえた場合は、返金などしかるべき措置を取る。ただし、いままで誤った判断をしたことはない。従来の(人間による)チェック機構は正常に機能していたと我々は考えている」と述べた。

えー、結構不安なんですけど。

「我々の事業部としては不正出品などのトラブル対策を最重要課題だと考えている。オークションが思ったほど伸びないのは、こうした不正利用に原因がある。ユーザが安全だと感じられるようになれば、ネットオークションの可能性はまだまだある」などと語った。

ヤフオクが伸びない原因は利用料が高いからだと思ってました。(笑)