中越の旅館 屋根崩落2人死亡

 26日午後8時15分ごろ、新潟県中越地震で被災した同県小千谷市ヒ生丙(ひうへい)、旅館「篠田館」の風呂場が雪の重みでつぶれ、入浴中の男性客2人が生き埋めになったと110番通報があった。  約1時間後に救出され、病院に運ばれたが、2人とも死亡した。死亡したのは、同県神林村小口川、土木作業員伴田明さん(43)と小千谷市ヒ生、会社員五十嵐平二さん(62)。  小千谷署などによると、屋根がつぶれたのは広さ6畳程度の木造平屋建ての男性用風呂。当時館内には宿泊客6人のほか日帰り客もいたという。男性用風呂の屋根には約1メートルの積雪があり、この日降った雨で重みが増していたとみられる。  同館によると、浴室部分は中越地震で壁にヒビが入るなどの被害を受けたが、震災翌日の10月24日から営業を再開し、しばらくは被災者に無料で風呂を開放していた。その後、壁を補修するなどの補強工事をしていた。  経営者の篠田良信さん(45)は「こまめに雪下ろしをしていたのに申し訳ない」と話していた。(ヒは草カンムリに「稗」) (読売新聞) - 1月26日23時27分更新

この時期にこれは痛いニュースですね。
また観光客の足が遠退いてしまいそう。