新潟県中越地震の死者26人に

 発生から3日目となった中越地震の被害は25日、新たに3人が増え、死者は26人となった。けが人は新潟日報社のまとめで約2400人に達した。北魚小出町の母子3人が最初の地震当日、新潟市から自宅に車で向かった後、行方不明になっている。自衛隊、県警などは孤立集落で空からの救出活動を進め、古志山古志村では約2200人のほぼ全村民が避難した。県内はなお34市町村で約9万8千人(午後3時現在)が避難している。余震は25日朝、震度5強を観測するなど活発化し、気象庁は余震確率を引き上げたほか、同日午後からの降雨で、土砂災害発生に注意を呼びかけた。この日就任した泉田裕彦知事は「県として最大限の対応をする」と述べた。  県の調べでは、山古志村の14集落のほか、長岡市の蓬平地区をはじめ、小千谷市十日町市栃尾市、北魚川口町、刈羽小国町の40集落が、土砂崩れなどで陸路が遮断、車両が通行できず孤立している。食糧など物資を空輸する救援活動を実施したが、一部の集落では住民自力で徒歩で脱出した。 [新潟日報 10月25日(月)] ( 2004-10-25-23:22 )

昭和39年に起こった新潟地震の死者も26人だったそうです。
ついに並んでしまいましたね……。